異物検査・異臭検査(異常品)

食品の異物混入・異臭発生の原因究明、クレーム対応に役立つ検査です。

異物検査

異物の種類に応じた検査方法をお選び頂けます。
見当のつかない場合は簡易検査からお試しください。

異臭検査

食品の異臭クレームや異臭原因の解明にお役に立ちます。(臭いの検査)
食品の異臭原因となる150成分を厳選し、一斉検査を実施します。

料金表(検査項目一覧)

異物検査

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
異物検査(簡易検査-顕微鏡観察)異物の種類による 4 営業日 11,000円詳細
異物検査(簡易検査-顕微鏡観察)特急対応(※ご連絡および依頼書の特記事項欄に記載する) 1 営業日 22,000円詳細
異物検査(簡易検査+FT-IR同定)FT-IR 7 営業日 27,500円詳細
異物検査(簡易検査+FT-IR同定)特急対応(※ご連絡および依頼書の特記事項欄に記載する) 1 営業日 55,000円詳細
異物検査(簡易検査+EDX分析)EDX 7 営業日 27,500円詳細
異物検査(簡易検査+EDX分析)特急対応(※ご連絡および依頼書の特記事項欄に記載する) 1 営業日 55,000円詳細
異物検査(簡易検査+微生物同定)培養法 11 営業日 22,000円詳細
異物検査(簡易検査+カビ同定)培養法 14 営業日 22,000円詳細
異物検査(簡易検査+ICP分析)ICP-MS 7 営業日 27,500円詳細
異物検査(簡易+FT-IR比較・同定)FT-IR 7 営業日 44,000円詳細
TOF-MSによる成分差異解析(要相談)TOF-MS 10 営業日 55,000円~詳細
合成着色料検査(LC-QTOF)LC-QTOF法 5-10 営業日お問い合わせ下さい 33,000円詳細
内容異物検査(要相談)検体の種類による 11 営業日 27,500円詳細
マイクロプラスチック検査 食塩・飲料水等(要相談)簡易顕微鏡検査等 7 営業日 11,000円詳細
マイクロプラスチック検査 食塩・飲料水等(物質同定ー要相談)簡易顕微鏡検査、FT-IR検査等 要相談 営業日 27,500円~詳細
農薬混入定性スクリーニング(約300成分)感度:1ppm程度TOF-MS 10 営業日水100mL、ふき取り資材10cm程度 27,500円詳細
農薬混入定性スクリーニング(約600成分)感度:0.01%程度TOF-MS 10 営業日水100mL、ふき取り資材10cm程度 27,500円詳細
肉種判別検査リアルタイムPCR法 6 営業日 33,000円詳細

異臭検査

検査項目分析方法検査期間必要量料金(税込)詳細PDF
異臭検査(食品対象150成分)GC/MS/MS法 10 営業日50g以上(1g未満でも実績があります。少量の場合はご相談ください。) 正常品と異常品の比較検査:税込44,000円・3検体以上 :税込22,000円( 1検体追加毎)・1検体のみ :税込27,500円(報告書に考察や評価は記載されません)
※異常品と正常品の比較検査が基本となります。比較品がない場合を除き、比較検査をご依頼ください。
詳細
※正常品と異常品の比較検査:税込44,000円、3検体以上 :税込22,000円( 1検体追加毎)、1検体のみ :税込27,500円(報告書に考察や評価は記載されません)
※異常品と正常品の比較検査が基本となります。比較品がない場合を除き、比較検査をご依頼ください。

異常品の種類と検査選択

異常品の種類と検査選択図

異物検査の特長

異物の簡易検査

顕微鏡観察(簡易検査の基本となります)
顕微鏡による目視により、混入した異物が何であるか観察します。
・ 繊維状の異物 → 髪の毛、動物の毛、化学繊維、植物の一部etc…
・ 昆虫の部位 → どのような昆虫か種類の特定
その他、金属片、木片、生物由来の異物など様々な異物を専門知識で見分けます。

その他の簡易検査

・ 昆虫類のカタラーゼ試験 → 混入タイミング(加熱の有無)の推定が可能
・ 燃焼試験 → 燃焼の仕方や燃焼時に発生するにおいで物質推定

培養試験

・ 細菌、真菌(カビ)など推定 (培養後、同定試験)
  → どのような特性を持つ細菌種・カビなのかを推定可能

機器検査

簡易検査では、プラスチック類の種類、金属の種類、有機物の種類までは 判定できないことが多く、その場合下記の機器による検査が有効です
FT-IR分析有機物(プラスチック、油脂・・・その他)の解析に向いています。
比較品との相同性や、データベース照会による推定が出来ます。
EDX解析金属片の解析に向いています。
金属の組成比から金属種の推定が出来ます。
FT-IR

FT-IR

その他の異物検査(一例)

官能試験と機器検査により、正常品とクレーム品の性質を判断します。
・ 差異分析  → LC-TOFMSにより2サンプル間の成分比較を行います
・ 金属片などはICP-MSを用いた元素分析(構成金属の同定)も行う事ができます
・ 残留農薬やカビ毒、食品添加物等の化学物質の検査も可能です
・ 獣医による病理組織鑑定も行うことができます

 

【簡易検査】と【機器検査】の報告内容

【簡易検査】では顕微鏡観察による視覚情報(見た目)からおおまかな内容分類をご報告、【機器検査】では見た目ではわからない成分・組成まで測定し、ご報告いたします。



異物検査、簡易検査と機器検査の違い

特定可能な混入異物(一例)
・ 鉱物・金属片 (石、陶器、ガラス、鉄、ステンレス、歯の詰め物など)
・ プラスチック類 (PE、PP、PA、PETなど)
・ 繊維 (人毛・獣毛、化学繊維(ナイロン、ポリエステルなど))
・ 植物片、生体由来物質 (植物部位、花粉、骨、油脂類など)
・ 昆虫類 (サンプル部位により可能であれば昆虫種まで異物を推定)
・ カビ、微生物 (真菌(カビ)、酵母など培養により菌種の推定可能)
・ その他一部化学物質 (農薬、薬品、合成着色料など)etc…

異臭検査の特長

異臭検査の特長

弊社で実施している異臭検査は、基本的に異常品と正常品の比較から異臭成分の原因を調査する検査です。検査結果は、「臭い強度(相対定量値/閾値)」でご報告し、ヒトが感じる臭いを数値化し、評価することが大きな特徴となっています。
1検体のみの検査でも承れますが、異臭成分か否かの判断が困難なため、報告書にコメントや考察の記載がないことをご了承ください。

異臭検査結果報告書例

異臭検査費用

正常品と異常品の比較検査:税込44,000円、3検体以上:税込22,000円( 1検体追加毎)
1検体のみ:税込27,500円(報告書に考察や評価は記載されません)

※異臭検査は異常品と正常品の比較検査が基本となります。比較品がない場合を除き、比較検査をご依頼ください。

注意事項

異物

検査品をセロテープ等で貼り付けてしまうと、剥がす際に異物が破損する等、鑑別に影響を及ぼす可能性があります。
セロハンテープ等は使用せずに、ビニール袋(チャック付き)を使用して検査品をお送り下さい。
腐敗しやすい検査品は、冷蔵または冷凍にてお送りください。
お申し込みの際は、検査部位や異物の特徴(色、形など)を必ずご記載ください。
まずはお気軽にご相談ください。

異臭

●本検査は、基本的にクレーム品と正常品の臭気を比較する検査です。1検体でも実施可能ですが、比較品がない場合には結果の考察を控えさせていただきます。
●輸送中に腐敗する可能性のあるものは冷蔵もしくは冷凍でご送付ください
●容器から検体への移香を防ぐため、可能であれば検体をアルミ箔で覆ってご送付ください。
●検体が液体の場合には、容器としてペットボトルをご使用いただいても構いませんが、その際には容器内に匂いがないこと、またキャップをビニールやガムテープで覆わずにご送付ください。

異物検査・異臭検査に関するコラム

異物検査・異臭検査に関するコラムの一覧です。

新規等お申し込みの場合のお支払いについて

初回お取引のお客様の場合は、検体受領後2営業日以内に御請求書を発行させていただきます。お手元に届き次第ご入金ください。
お振込み手数料は、お客様負担となりますので、予めご了承ください。
※御報告書発行の際にご入金の確認をさせていただきます。  

お問い合わせ等

ご相談、ご質問もお気軽にお問い合わせください。

TEL:027-230-3411

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