【腸管出血性大腸菌】新潟県 腸管出血性大腸菌O157 4人確認

新潟県新潟市は、5月29日から6月4日までの間に、60代女性3人、10代女性1人がO157などの腸管出血性大腸菌に感染したことを発表しました。

今回の感染者のケースは、腹痛や下痢などによる医療機関の受診、家族の感染による検便検査の実施、職場の定期検便による菌の検出などでした。いずれのケースも感染源は、不明とのことです。
新潟市では、5月22日から28日までの1週間で、O157の感染が10人確認されており、保健所は注意を呼びかけています。
腸管出血性大腸菌は、食後3~8日で激しい腹痛や下痢、下血などを引き起こし、子供や高齢者ではさらに重症化することもあります。
感染対策としては、食品を菌の死滅温度である75℃で1分間以上加熱して食べること、肉のドリップが調理済み食品につかないようにすること、食前や排便後は石鹸と流水でしっかりと手を洗うこと、があげられます。
これらに注意して、感染を予防しましょう。
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