【食中毒】黄色ブドウ球菌 おはぎ 群馬桐生

8月21日、群馬県は桐生市の菓子店が製造・販売した、おはぎを食べた20~90歳代の男女36人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、食中毒を発症したことを発表しました。
調査の結果、患者の便や調理器具から黄色ブドウ球菌が検出されたとのことです。
患者のうち5人が入院しましたが、全員快方に向かっているとのことです。

 

近頃発生している黄色ブドウ球菌を原因とする食中毒には、以下の事例があります。
【黄色ブドウ球菌】集団食中毒 うなぎ弁当 横浜市
【黄色ブドウ球菌】食中毒 キッチンカー焼きそば 千葉
 
黄色ブドウ球菌は、人間が菌を保有し、食品を汚染する可能性があることが知られており、特に傷口のある方々は注意が必要です。
食品の取り扱いにおいて、素手を避け、マスクおよび帽子の着用、人間からの汚染を防ぐ対策を徹底することが基本です。
また、黄色ブドウ球菌が産生する毒素は高温で分解しづらいため、調理後の温度管理も重要です。
 

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