【食中毒】島根県 児童福祉施設 腸管出血性大腸菌O157 集団感染

島根県は7月2日、出雲市の児童福祉施設で、幼児29人と職員1人の計30人が腸管出血性大腸菌O157に集団感染したと発表しました。

その後の検査から3日には新たに13人の感染が確認され、累計患者数は43人となりました。
また、入院をした男児1人が腎臓機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)と診断されたことが明らかになりました。
腸管出血性大腸菌は、食後3~8日で激しい腹痛や下痢、下血などを引き起こし、子供や高齢者ではさらに重症化することもあります。
感染対策としては、食品を菌の死滅温度である75℃で1分間以上加熱して食べること、肉のドリップが調理済み食品につかないようにすること、食前や排便後は石鹸と流水でしっかりと手を洗うこと、があげられます。
これらに注意して、感染を予防しましょう。
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