近年、「コンパニオンアニマル」としてペットの需要が
急増していることは、周知の事実となっていますが、
それに伴い、ペットに与えるペットフードも多様化し、
現在では多くのメーカーから様々なペットフードが
輸入・製造・販売・流通しております。
その一方で、ペットフードによる食中毒の件数も年々増加し、
ペットの健康被害は毎年のように報告されるようになりました。
2007年には、アメリカでペットフードの大量リコール事件も
発生し、ペットが死亡する事例も確認されています。
そのような背景から、今ではペットフードの安全性に係る、
成分規格、有害物質の残留基準値等の法整備も進んでいて、
愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律
通称「ペットフード安全法」ではペットフードの成分規格に
ついて、細かく取り決められております。
ペットフード安全法に関する詳細はこちら → 「ペットフードの安全確保の為に 」
人とのかかわりあいも深いペットの健康を維持することは、家族の一員として管理するだけでなく、
感染症などの不安をなくし、飼い主である人への健康にも影響します。
弊社では、省令に沿った検査セットプランをご用意しております。
「ペット飼育環境の衛生検査」、「ペット臨床検査」、「ペット関連商品の効果確認検査」など、
様々な面からペットと飼い主を守るご提案をさせていただきますので、
ペット関連検査をご希望なら、どうぞお気軽にお申し付け下さい。
分類 | 物質等 | 上限値(µg/g) |
---|---|---|
カビ毒 | アフラトキシンB1 | 0.02 |
デオキシニバレノール | 2(犬用) 1(猫用) | |
重金属等 | カドミウム | 1 |
鉛 | 3 | |
ヒ素 | 15 | |
有機塩素系化合物 | BHC | 0.01(α-BHC、β-BHC、γ-BHC及びδ-BHCの合計量) |
DDT | 0.1(DDD及びDDEを含む) | |
アルドリン・ディルドリン | 0.01(合計量) | |
エンドリン | 0.01 | |
ヘプタクロル・ヘプタクロルエポキシド | 0.01(合計量) | |
農薬 | クロルピリホスメチル | 10 |
ピリミホスメチル | 2 | |
マラチオン | 10 | |
メタミドホス | 0.2 | |
グリホサート | 15 | |
添加物 | エトキシキン・BHA・BHT | 150(合計量)犬用は、エトキシキン75 µg/g以下 |
亜硝酸ナトリウム | 100 | |
その他 | メラミン | 2.5 |