【食中毒】愛媛県&松山市「腸炎ビブリオ食中毒注意報」発令

6月20日、愛媛県と松山市は、「腸炎ビブリオ食中毒注意報」を発令しました。

これは、最高気温が25℃を超える夏日が3日以上続いたことや、県内の沿岸地域での海水温が20℃を超えたことにより腸炎ビブリオによる食中毒が発生しやすい気象条件になったことによります。
腸炎ビブリオは、主に海水中に生息し、海水温が20℃以上の際によく増殖するとされ、夏の時期に海産物を汚染し食中毒を引き起こします。
感染すると、激しい下痢や腹痛などを引き起こし、高齢者や基礎疾患のある人は低血圧や心電図異常など重症化する場合があります。
感染対策としては、以下のことがあげられます。
・魚介類は流水でしっかり洗い、菌を洗い流す。
(腸炎ビブリオは真水に弱く、洗うことで菌が死ぬため)
・魚介類の汁が調理済み食品や、火を通さず食べる食品に付かないようにする。
・魚介類を生で食べる際は、食前まで冷蔵庫で保存する。
(腸炎ビブリオは低温では増殖できないため)
これらに注意し、感染対策をしましょう。
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