魚類の内臓の仕組みについて

魚類の内臓の働きは、哺乳類と似たところもありますが、魚類特有の働きをするものもあります。
今回はその一例を挙げてみます。
 

心臓

  • 血液を体中に循環させる。
  • 1心房1心室。
  • 全身を回って戻ってきた静脈血は一旦心房に入り、その後心室に入る。心室からエラへ送られ、エラで酸素を受け取り、全身に送られる。
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    脾臓

  • リンパ球をつくる。
  • 赤血球をつくる。
  • 古くなった赤血球、血小板の破壊。
  • 血液を蓄える。
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    腎臓

  • 血液から老廃物や余分な水分を除去する。
  • 体液を一定に保つ。
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    肝臓

  • 炭水化物、脂質、蛋白質の代謝、胆汁をつくる。
  • 解毒作用。
  • 腸から吸収された栄養分を一時的にたくわえる。
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  • 水中に溶け出している酸素をエラから取り込み、二酸化炭素を排出する。
  • 浸透圧の調整。
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    魚類の内臓も水中(淡水・海水)で生活するために様々な働きをしています。
     
     

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