シニア犬におすすめのフード選び|消化吸収と栄養バランスのポイント

犬も年齢を重ねると、体の機能が徐々に衰えていきます。
若い頃は元気に走り回り、食欲も旺盛だったのに、シニア期に入ると食べる量が減ったり、消化不良を起こしたりするケースが増えます。
 
そんな時に見直すべきなのが「フード選び」です。
 

シニア犬に適したフードの特徴や与え方のポイントは?

まず押さえておきたいのは、シニア犬は基礎代謝が落ちるため、若い頃と同じカロリー量を摂取すると肥満につながりやすいという点です。
 
肥満は関節への負担や心臓病、糖尿病などさまざまな病気を引き起こします。
そのため高タンパク・低脂肪で、消化しやすい食事を与えるのが良いです。
具体的には、鶏ささみ肉や牛赤身肉、魚、鹿肉、そしてさつまいもやかぼちゃなどの野菜を中心に、また、無糖ヨーグルトなどの発酵食品等を補助的に取り入れると良いでしょう。
 
さらにシニア犬は関節疾患が増えるため、グルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンなどの関節サポート成分を含むフードがおすすめです。
加えて、脳の健康維持に役立つDHA・EPA(オメガ3脂肪酸)や抗酸化成分であるビタミンE、ポリフェノールなども積極的に摂取させたい成分です。
 
与え方の工夫も忘れてはいけません。歯が弱くなるシニア犬には、フードをぬるま湯でふやかして柔らかくすることで食べやすくなります。
また一度に多くを食べられない場合は、一日の食事を2〜3回に分けて与えると負担が軽減されます。
 

まとめ

シニア犬のフードは「低カロリー・高品質たんぱく・関節や脳の健康をサポートする成分」をバランス良く含むことが理想です。
愛犬の年齢や体調に合わせたフード選びが、健康寿命を延ばす大切なカギとなります。
 

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