病理解剖を行い、肉眼所見による判定および、必要な場合は以下の病原因特定検査を実施します。
通常斃死鶏LOTあたり3~5羽の解剖検査を実施します。
病原菌による病原因が疑われる場合に実施します。 各種細菌に対応:大腸菌、クロストリジウム、アビバクテリウム・パラガリナルム、マイコプラズマ等
分離された病原菌に対する効果的な抗生物質を検索します。
対応薬剤:約20種類対応
IB等ウイルス感染が疑われる場合に実施します。
各種ウイルス培養を実施可能です:IB、ND、TRT、ILT、POX等
ウイルス感染が疑われる場合のウイルス特定に用います。PCR法により判定します。
各種ウイルスに対応:IB,ILT,ND,TRT,CAV
寄生虫による消化器疾患等の際に確認します。顕微鏡観察により判定します。
各種寄生虫または寄生虫卵、原虫(コクシジウム)
上記項目では確定できないような事象の際に使用します。
また、病原因特定の際の裏付けにも使用します。
卵や食肉などに存在する食中毒原因等の微生物検査を実施します。
検査対象:生産物
飼育環境におけるサルモネラ保菌状況調査や消毒後の効果確認検査などを実施します。
検査対象:鶏舎塵埃、糞便、ふき取り等
鶏が飲用する水の水質検査を行います。
検査対象:井戸水など飲水
鶏が摂食する飼料中のサルモネラ保菌検査や衛生状態を確認します。
検査対象:飼料
堆肥の成熟具合や大腸菌などの残存状況、放線菌の増殖状況など確認します。 検査対象:完熟たい肥など