飽和脂肪酸
検査項目 | 飽和脂肪酸 |
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英名 | saturated fatty acid, SFA |
別名 | ほうわしぼうさん |
分析方法 | AOAC 996.06(水素炎イオン化検出-ガスクロマトグラフ法)(定量限界:0.1%) |
分析期間 | 10 営業日 |
検体必要量 | 50g |
料金 | 38,500 円 |
説明
検査項目
本検査では、脂肪酸のうち、飽和脂肪酸の検査を行います。
分析方法や脂肪酸の構造については下記コラムをご参照ください
>>脂肪酸の分析方法とは?|わかりやすく解説!
>>脂肪酸の構造の違いについて①|図で解説します!
飽和脂肪酸検査 | |
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炭素数 | 脂肪酸名 |
C4 : 0 | 酪酸 |
C6 : 0 | カプロン酸 |
C8 : 0 | カプリル酸 |
C10 : 0 | カプリン酸 |
C12 : 0 | ラウリン酸 |
C13 : 0 | トリデカン酸 |
C14 : 0 | ミリスチン酸 |
C15 : 0 | ペンタデカン酸 |
C16 : 0 | パルミチン酸 |
C17 : 0 | マリガリン酸 |
C18 : 0 | ステアリン酸 |
C20 : 0 | アラキジン酸 |
C22 : 0 | ベヘン酸 |
C24 : 0 | リグノセリン酸 |
飽和脂肪酸とは
パーム油や動物性の脂分、乳製品等に多く含まれている脂肪酸の一種で、過剰摂取により生活習慣病のリスクを高めるとされ注意が呼びかけられています。
農林水産省の試算によると日本人は平均的にみて飽和脂肪酸を過剰に摂取している可能性があり、このことにより生活習慣病等の健康リスクが高くなる可能性が示唆されました。
したがって、現時点では現状のままトランス脂肪酸の摂取量を低く維持しつつも、飽和脂肪酸の摂取量を積極的に減らすことが重要と考えられます
摂取目標量
厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準 (2020年版)」では18歳以上の男女共に、総エネルギー摂取量の7%以下となっています。
詳しくは厚生労働省の「日本人の食事摂取基準 (2020年版)」や弊社コラムをご参照ください。
>>日本人の食事摂取基準 (2020年版) : 厚生労働省はこちら
弊社コラムはこちら▼
>>脂質・脂肪酸の適切な摂取量は?~脂質・飽和脂肪酸編~
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検体の送付方法等
・弊社検査の流れはこちらをご覧下さい→「検査の流れ 」
・検体は宅配便等で弊社までお送り下さい。送料はお客様負担となります。
・温度変化の影響を受けやすいものは、冷蔵指定でお願い致します。
・検体必要量については、50g以上と致します。
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