【異物検査】マダラヒメグモ-虫の同定トレーニング17

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
食品検査課のKです。
会社で虫が採取できたので、引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
マダラヒメグモ①
 
マダラヒメグモ②
 
観察された特徴から、クモ目ヒメグモ科マダラヒメグモと推定されます。
マダラヒメグモは、一年中見られる外来種のクモの一種で、毒をもたない種類になります。屋内では薄暗い場所で不規則な形の巣を作って生息し、蟻などの小型の昆虫を捕食しています。
この個体は腹部が丸みを帯びており、全体的に薄い茶色であることから、メスであると推察されます。
蜘蛛は触肢の形でオスとメスが判別可能ですが、大きさが異なる種類や、体色が別種と思うほど異なる種類もいることから、ある程度見分けやすい生き物かと思います。
 
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら
 
 

youtube