飼料の成分規格と安全性確保

餌と飼料の違い

餌とは、飼育している動物に与えるものです。 また、動物などを捕獲したいときに、誘い出すために与える食べ物も該当します。
飼料は、経済動物として飼育する家畜(牛、豚、にわとりなど)や養殖魚に給与するものです。主に家畜に与える飼料は、とうもろこしや麦などの穀類を混合し、ビタミンやミネラルなどを補うための“飼料添加物”が加えられた飼料になります。
 

配合飼料と混合飼料の違い

配合飼料 は、家畜の種類や成育ステージに応じて、栄養素がバランス良く調製され、家畜の健康を維持し、畜産物を生産することを目的とした、必要十分な栄養素を含有する飼料のことをいいます。
混合飼料 は、ある特定の成分の補給等を目的とするもので、2種類以上の飼料を原料又は材料とする飼料のことをいいます。
 

飼料安全法

飼料の製造、輸入、販売等を行う場合には、飼料安全法(飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律)に基づく届出が必要となります。
また、飼料の安全を確保するため、飼料の成分規格や使用できる飼料添加物が定められています。
 

参考文献

>>農林水産省
>>飼料安全法施行令
>>飼料分析
 
 

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