【異物検査】キタテハ-虫の同定トレーニング70

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
食品検査課のasnmです。
 
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
ハヤトビバエ①
 
ハヤトビバエ②
 
チョウ目タテハチョウ科のキタテハと考えられます。
キタテハは日本全土に分布するチョウで、翅の表側は橙色に黒い斑点があり、外縁部の斑点の中には白みがかった模様があります。
鮮やかな表側に対して、裏側は褐色で枯れ葉のような色をしています。
また、裏側に「C」のような白色の模様があることが特徴です。
 
キタテハは成虫で越冬しますが、普段は物陰や葉の裏、枯れ葉の上などでじっとしており、たまに日光浴をしに日向に出てきます。
多くのチョウは卵や蛹で越冬するため、冬にチョウの成虫を観察できた貴重な経験となりました。
 
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら
 
 

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