【異物検査】サトクダマキモドキ-虫の同定トレーニング103
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
食品検査課のasnmです。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
バッタ目キリギリス科のサトクダマキモドキと考えられます。
サトクダマキモドキはクツワムシやツユムシの仲間で、45~62mm前後と大型の種です。
平地の樹上で生活し、広葉樹の葉を食べて生活していますが、桑やバラ科の果樹の樹皮を割いて卵を産み付けるため害虫としても知られています。
今回の個体は産卵管があるため、メスの個体と考えられます。
サトクダマキモドキは大型のため、異物として問題になる可能性は低いと考えられます。
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら