新型コロナ(ニンバス)予防対策を改めて学ぼう│正しいマスク着用・手洗いを
新型コロナウイルス(変異株ニンバス)が全国的に再流行しています。
感染者数が増加傾向にあっても、以前のような強い危機感を感じなくなっている方も多いかもしれません。
しかし、油断は禁物です。新たな変異株ニンバスは感染力が強い特徴があるとされており、感染すると強い喉の痛みがあらわれます。
また、高齢者や基礎疾患のある方の重症化リスクは依然として高いままです。
基本的な感染予防対策は、マスクの着用・手洗いうがい・消毒・換気・密の回避などです。
本コラムでは、予防対策のなかの「マスク着用」と「手洗い」に焦点をあて、正しい方法を解説します。
マスクの正しい使用方法
≪マスクの着用時≫
・マスクの上下・裏表を確認(※メーカーによってゴムひもの接着面が表の場合と裏の場合があります)
・ノーズワイヤーを鼻の形にあわせ、ゴム紐を耳にかける
・鼻部分を抑え、顎下まで広げる
×鼻だし、隙間ありでの着用はNGです!
マスクは使い捨てが基本
不織布マスクは使い捨てが基本です。
私たちの呼吸や会話によって生じた湿気で、マスク内側の温度は上昇し、雑菌が繁殖しやすい環境となります。
そのため、同じマスクを連日使用することでマスクの内側には多くの菌が繁殖している状態となり、不衛生です。
弊社が独自でおこなった検証では、1日間着用したマスクと比べて、2日間連続で着用したマスクの内側からは多数の菌が検出されました。
検出された菌のなかには、黄色ブドウ球菌とよばれる食中毒菌も確認されています。
※あくまでも弊社がおこなった調査結果となります。
弊社がおこなったマスクに関する検証は以下からご覧いただけますので、合わせてご覧ください!
【マスク 雑菌】着けっぱなしの不織布のマスクは安全?汚い?検査会社で検証してみた!
やむを得ずマスクの再利用をするとき
使い捨てが基本ですが、不織布マスクをやむを得ず再利用しなければならないときには、以下の方法で優しくマスクを洗いましょう!
≪マスクの洗い方≫
・溜めた水の中に、洗濯ネットに入れたマスクを入れる
・洗剤、次亜塩素酸を入れ優しく押し洗いする
・柔軟剤を入れる
・手で優しく挟み、軽く水を切る
・タオルに挟み、水を切る
・干す
効果的な手洗い方法
感染症予防に効果的な手洗い法として、2回洗い・合掌水切りがおすすめです。
合掌水切りとは、手の平を「合掌」のように合わせ、シンクに向けて数回軽く上下に手を振ることで水を切る動作です。
周囲に水が飛び散りにくく、ペーパータオルを使う枚数も減らせるメリットがあります。
効果的な手洗い方法(2回洗い・合掌水切り)については、以下の動画でご覧ください!
「効果的」手洗い技(2回洗い、合掌水切り)