【異物検査】ミナミアオカメムシ-虫の同定トレーニング112

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
食品検査課のasnmです。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
ミナミアオカメムシ①
 
ミナミアオカメムシ②
 
カメムシ目カメムシ科ミナミアオカメムシと考えられます。
ミナミアオカメムシは、群馬県での発生は2023年5月に初めて確認された昆虫です。
 
>>ミナミアオカメムシの発生を確認しました。(PDF)
 
前回ご紹介したのは2024年でしたが、こちらの個体は2025年に採取しました。
このことから、弊社近辺に定着してしまったものと考えられます。
 
ミナミアオカメムシの体長は12~16mm程度で、成虫で越冬します。
同じカメムシ科のアオクサカメムシと外見が非常に似ていますが、翅の裏側の色が異なる部分が判別のポイントです。
水稲や大豆など、145種類と広範囲に植物を加害する害虫として知られています。
多くの植物を加害することから、野菜類に異物として混入する可能性が考えられます。
 
ミナミアオカメムシは熱帯性のカメムシで、関東には生息していなかった種です。
こうして毎年確認できてしまうと、地球温暖化が着実に進行していることを感じてしまいます。
 

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