アスベスト含有家庭用品ってあるの?

この情報は、少し昔の情報となりますが、改めて自分の身の回りに潜む石綿(アスベスト)含有製品を再認識するためには、良い情報になります。

環境省よりアスベスト含有家庭用品について情報が載せられています。

以下のような内容は、環境省HPより抜粋してお届け致します。

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家庭用の製品のうち、185社774製品にアスベストを使用していることが、経済産業省が業界に行った調査で分かりました。(平成17年12月28日)
これらの製品のうち、通常の使用においてアスベストが飛び散る可能性があるものは6製品で、いずれも火鉢とともに販売していた灰に含まれるものですが、これらの製品は1960年代までに製造を終了しています。

経済産業省が業界に行った調査結果から、主に次のような機器の一部の製品でアスベストが使われていることが分かっています

【電化製品】

トースター、オーブントースター、オーブンレンジ、電気コンロ、電気ポット
クッキングカッター、ジューサー、ミキサー、電磁調理器
冷蔵庫、ミシン用フットコントローラ、洗濯機、アイロン
掃除機、エアコン、こたつ、電気ストーブ
照明器具、スタンド、ヘアドライヤー、電気温水器、換気扇  等

【ガス・石油製品】

ファンヒーター、ストーブ、ボイラー(給湯、暖房)、温水機器、湯沸器
ガスオーブン、ガスコンロ  等
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★ 詳しくは、下記環境省のURLよりご参照ください。

一部分を抜粋して記載致しましたが、これらの製品についての大部分は、 使われているアスベストが他のものと混合され、固められているものが多く、通常の使用においてはアスベストが飛び散る心配がないとしているとのことです。

しかしながら、これらの製品が劣化、または故障により廃棄する場合となると、「アスベスト含有家庭用品をごみとして出すときの方法については、お住まいの市町村の清掃担当窓口にお問い合わせください。」としています。

これらの調査が行われて、15年ほどの月日が流れている現在(2020年)ですが、物持ちの良い方は知らず知らずのうちに未だに使用しているかも知れませんね。

生活用品の中にも使用されている可能性がありますが、年代が一致したからと言って含有していると決めつけず、メーカーや市町村へ問合せを行い、適切な廃棄を行うことが重要であると思います。

仮に、不法投棄等で外界で製品が風化や劣化が進んだ場合、最悪それらの製品から石綿が大気中に飛散する危険性がありますので、適切な廃棄を心がけましょう。

弊社では、これはどうだろう?にお答えするべく、検査の体制を整えております。

もし、よろしければお悩み際は遠慮なくお問い合わせください。
微力ながらお力添えさせていただければと存じます。

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