重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

猫や犬などから感染したと思われるマダニ感染症が12件確認されました。その中には死亡した例もあることが判明しています。

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                                                      フタトゲチマダニの産卵

 

猫や犬などのペットから人に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が感染した例が少なくても12件確認されました。そのうち1件は死亡していたことも判明しました。
これは、ウイルスを保有したマダニに刺され、原因ウイルスに感染したペットから、さらに人にうつったとみられます。
この調査でSFTSに感染したネコは300件を上回っていることも判明しています。SFTSの致死率は 6%から30%と非常に高いことで知られ、ここ最近、西日本から東日本へと広がりを示しています。
なお、現在までの所、SFTSウイルスに効果を示すワクチンや薬などは開発されていません(共同通信)。

 


『SFTS (重症熱性血小板減少症候群)PCR検査』については、こちらをご確認ください。 → 


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