群馬県どれだけ食べ物捨てているか
環境省から毎年発表される一般廃棄物処理実態調査結果のなかには
国内で毎年どれだけのごみが排出されたかが示されています。
また、各都道府県ごとの数値も記載されており、
最新発表では令和3年度で群馬県全体のごみの廃棄量は68万8千トンだそうです。
県民一人一人では毎日968gのごみを排出していることになるそうです。
その内生活ごみ(家庭ごみ)は744g、事業系ごみは224gになるんだそうです。
環境省や京都市の資料では、生活ごみのうち生ごみが占める割合は約38%、
生ごみのうち食品ロスといわれる食べ残しがやはり約38%程であったとされています。
あくまで概算ですが、これらから群馬県民一人当たりの生活ごみ中の食品ロスは968g×0.38×0.38で約140gとなります。
令和3年度の群馬県人口は1947506人ですので、県内で1日に140g×19476506人=273トン、
年間で約10万トンの食品ロスが生まれていることになります。
また令和3年度は県民一人当たりのごみの排出量は群馬県は全国で9番目に多い県となっています。
各県がすべて同じ物差しで測れるわけではありませんが、皆さんはどう感じますでしょうか。
なお、群馬県では食品ロスを少しでも少なくしようとする運動も行われています。
かけがえない命から生まれる食品、ぐんまちゃんと一緒に少しでも
大事にできたらいいなって思います。
群馬県環境情報サイト ECOぐんま
環境省 廃棄物処理技術情報
SKK 食品保存試験(賞味期限検査)
衛生001