長雨時の衛生環境におけるリスク

最近頻発している異常気象に中に、長時間の連続した時間の降雨や短時間の記録的な降雨といった現象がみられます。
結果的に我々の生活にも多大な影響を及ぼしています。

 

原因の一つとして温室効果ガスの排出による温暖化であるとも言われています。
現在SDGsを始めさまざまな取り組みが行われてきてはいますが、まだまだ温室効果ガスの排出は止まりません。
降雨における異常気象は、河川氾濫や土砂災害等の直接被害だけでなく、2次的な影響も引き起こす可能性があります。

 

地表を流れるあふれた水が、私たちの生活環境周囲にある環境負荷物質(化学物質等)を持ち去ってしまい周辺に広げてしまうことや、逆に汚染物質を私たちの食生活や住環境に流し込んでしまうことがあります。
今後このようなケースが増えてくると、化学物質による環境破壊や、化学物質による農産物や食品の汚染、新たな経路からの感染症の発生といったことも心配されます。

 

普段から災害発生のリスクを考えるとともに、発生した場合に備えての対策(化学物質管理等)や農産物、保管食品の安全確認の方法、地域全体での汚染リスク(化学物質・病原菌等)も検討していく必要もあるのではと思われます。
なによりも環境負荷を少しでも少なくする方法を私たち一人一人が真剣に考えて行動しなければいけない時期になってきていると思われます。

 

環境省 環境白書
環境省 地球温暖化の現状
SKK 食品有害物質検査

 

衛生001

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