【異物検査】ゴミムシダマシ-虫の同定トレーニング15

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
ゴミムシダマシ①
 
ゴミムシダマシ②
 
観察された特徴からコウチュウ目ゴミムシダマシ科の仲間だと推察されます。
ゴミムシダマシは朽ち木や枯れ木、地表、堆積物の下に生息しており、腐植や菌類、地衣類やコケを餌にしている動きの遅い虫です。
一部の種が貯穀害虫となっており穀粉やその加工品、飼料などを食害し、食品に混入することもあります。予防策としては、密閉容器での保管やこまめな清掃、食品や飼料を長期間放置していると発生源となるため古くなったものは廃棄するといった対策が挙げられます。
 
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
 
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら
 
 

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