コーデックス委員会の役割とは?

コーデックス委員会(CAC)とは、食品の国際間流通の増加に伴い、食品の安全性に関する各国のくい違いを調整するために、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が1963年に設立した食品の国際基準を作る政府間組織のことです。
また、コーデックスとは、コーデックス・アリメンタリウス(Codex Alimentarius)の略で、ラテン語で「食品規格」を意味します。
 
コーデックス委員会(CAC)は、消費者の健康を保護し、公正な食品の貿易を促進することを目的としています。
コーデックス委員会(CAC)が策定した食品規格は世界貿易機関(WTO)の多角的協定のもとで、国際的な制度の調和を図っています。
今では世界180ヵ国以上が加盟して、コーデックス委員会(CAC)には、①一般問題部会、②個別食品部会、③地域調整部会、④特別部会があり、日本は1966年よりコーデックス委員会(CAC)に加盟しております。
 
コーデックス委員会組織図
 
 
参考文献
▷厚生労働省:コーデックス委員会

▷農林水産省:コーデックス委員会
 

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