【JFS-B規格】HACCP手順5 フローダイアグラムの現場での確認

今回は、『HACCP手順5 フローダイアグラムの現場での確認』について、説明いたします。
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本要求事項は、
フローダイアグラム(工程図)が現場と合っているかどうか確認をしなければならない。
となっております。
 
HACCP手順6の危害要因分析を十分に行えるように、工程がフローダイアグラムに明確化されていることを、工程に関する十分な知識を持った者が以下のとおり現場で確認をおこなうことが必要です。その際は、現場のレイアウト図と照合しながら実際に現場で確認をおこなうとよいでしょう。
1)現場では上流工程より順に確認をしていき、一時保管や半製品の管理などを含めて適切な工程を示せているか確認する。
2)現場にて工程や活動がフローダイアグラムと不整合している場合は、責任者に正しい管理方法を確認して文書を修正する。
3)確認はいろいろな作業時間帯において観察し、フローダイアグラムと作業が一致しているか確認する。
 
監査時によく指摘にあがるのが、不適合品の手直しなどの戻り工程の不足です。
フローダイアグラム(工程図)の作成は、主に品管担当者が行うことが多いと思いますが、
品管担当者が知らない現場工程があるかもしれませんので、現場確認は各工程の担当者も交えて行うと良いと思います。
 
次回は、「HACCP手順6 (原則1) 危害要因の分析」です。

 
JFS規格の概要はこちら → 『JFS-A/B規格コンサルティング・適合証明
 
 
 

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