アスベストの特徴と用途を解説

アスベスト(石綿)の概要

アスベスト(石綿)とは、耐熱性、耐久性、絶縁性に優れていて加工しやすく安価な繊維状の天然鉱物です。そのため建築資材だけでなく工業製品や、断熱材などさまざまなものに使用されていた素材です。しかし後に肺がんや、中皮腫などの健康被害を及ぼすことが判明し現在では使用が禁止され、解体回収工事を行う場合は、事前に調査を行う事が義務付けられました。
 
アスベストイメージ画像
※写真はイメージです。
 

アスベスト(石綿)による健康被害

アスベスト(石綿)は非常に微細な繊維で、とても軽くて浮遊しやすく落下しにくい特徴があります。それを口や鼻から吸込み、アスベストが肺に沈着し、分解されず長期にわたり異物として残り、病気を引き起こす可能性があります。
 

アスベスト(石綿)の使用例

吹付石綿

機械室、鉄骨鉄筋コンクリート造建築物、天井断熱材、駐車場の天井などで使用
 

スレート

屋根や外壁に使用されることが多い
 

石膏ボード

壁や天井に使用されることが多い
 

塗材

薄付け仕上げ塗材、厚付け仕上げ塗材、複層仕上げ塗材に使用
 
アスベスト(石綿)の使用例に上げたものだけでもさまざまな場所で使用されている事がわかります。
 
石綿(アスベスト)検査
 
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