【異物検査】セスジスズメ-虫の同定トレーニング51
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
観察された特徴からチョウ目スズメガ科セスジスズメと推察されます。
セスジスズメは、北海道から沖縄県まで日本全土に生息しているガです。
幼虫は6~10月の間に見られ、蛹で越冬し5~6月頃に羽化し夕方から夜に活動します。また、幼虫はサトイモ科やツリフネソウ科の葉を食害する害虫とも知られています。
成虫は前翅に暗褐色と黄白色の帯状の模様があり、胸部背面には黄白色縦上の筋が特徴的なことから名前の由来にもなっています。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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