ハワイの飲食店衛生管理について

先日、社員旅行でハワイに行ってきました。
日本発祥の寿司店、世界中に展開しているファストフード店、ローカルなスーパーなど様々なお店を見て回ることができました。
 
日本では2021年6月から、原則としてすべての食品関連事業者に、HACCPに沿った衛生管理が義務化されました。そこで日本とは異なる、ハワイ州における食品衛生管理に関する取り組みについて、現地で調査したことを中心にご紹介したいと思います。
 
ハワイ州には保健所による食品安全プログラムが存在します。3段階で評価され、店内の入り口やレジ横など目立つ場所にプラカードが飾ってあるとのことでした。3段階評価というのは緑・黄色・赤の3色でその店の衛生状態を示すもので、評価の高い順に、緑・黄色・赤となっているようです。先にお話してしまうと、今回の旅行では緑のPASSしか発見できなかったので、ハワイの衛生管理が徹底していることが分かりました。個人的にハワイは、ゆったりとしていて、ルールがざっくりとしか決められていないイメージでしたが実際には真逆だったのです。
日本では、このように色分けで衛生評価を掲示するルールはありません。現地の方がどのくらいこの取り組みを知っていて、どのくらいお店選びの参考にしているのかは分かりませんが、消費者も分かりやすく、一目で安心できる材料になるので画期的だと感じました。
 
アメリカでは州ごとに食品衛生に関する表示が違いますが他の国はどうでしょうか。世界的にコロナウイルスの流行も落ち着き、旅行がしやすくなってきました。皆様も国内・海外旅行の際には飲食店の衛生表示に目を向けてみると面白いかもしれません。
 
実際に飾ってあったプラカード
1 実際に飾ってあったプラカード
 
見本のプラカード
2 見本 プラカード
 
 

youtube