植物プランクトンと私たちの生活環境の関係

植物プランクトン、微細藻類の総称で主に淡水や海水中にいる顕微鏡で見ることができるサイズの小さい生き物です。
原始の地球でははじめバクテリアのような生き物が誕生したといわれています。
その後光合成のような反応をするシアノバクテリアが誕生し、他の微生物と共生するようになって次第に光合成が出来るような藻類へと進化を遂げ、酸素を地球に供給し始めたといわれています。
その結果、酸素量が増加し、その一部が太陽の紫外線でオゾンへと変化して現在の地球環境の原型がつくられていったとされています。また藻類はその後もさまざまな植物に進化し、陸上に進出してさらに現在の地球環境が作られていきました。
この様に私たちのすぐ周りに昔から存在する目に見えない小さい生き物が、私たちの生活環境に大きく関与していることがうかがい知れるかと思います。
現在でも河川や沼、海水中に数えきれないほどの植物プランクトンがいて地球に住む生き物に大きな恩恵を与え続けています。
逆に、我々もこの植物プランクトンへの影響力が大きく、特に我々が排出する排水や廃棄物などがこの植物プランクトンの生活環境に大きな変化を生じさせることがあります。
その一つに生活排水などによる水の富栄養化からおこる植物プランクトンの大量発生、アオコや赤潮などがその一つです。
アオコや赤潮の原因はその他にも気候や日照時間などありますが、我々人間が原因となっていることもあります。
食物連鎖の一番基礎となっている植物プランクトンと頂点にいる人間、うまく共存していくにはどうしたらいいでしょう。

 

 

農林水産省HPより アオコ対応
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/tekiou/pdf/aoko_sankou2.pdf
国立環境研究所 今地球が大変Q&A
https://www.nies.go.jp/nieskids/qa/project2/kosyou/q03.html
SKK 排水検査
https://www.shokukanken.com/kensa_cat/environmental-hygiene/water/

 

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