ノロウイルスの感染経路と予防【4原則】

今年もノロウイルス流行の季節がやってきました。
今一度ノロウイルスの感染経路・対策方法を振り返ってみましょう。
 
ノロウイルスの感染経路は大きく分けて3つあります。
① 二枚貝に起因する食中毒
② 食品製造者・調理従事者に起因する食中毒
③ ヒト-ヒト感染
 
結局ヒトからヒトへと感染するのだから、②と③は一緒なのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
②と③の違いですが、
②は患者から食品製造者・調理従事者に感染し、
その食品製造者・調理従事者が取り扱った食品を食べることによる経口感染、
その食品製造者・調理従事者の触ったドア・水道・トイレなどを使用したことによる接触感染によって新たに感染してしまうことを指します。
 
③は患者の吐しゃ物、糞便による直接的な接触感染・飛沫感染によって感染してしまうことを指します。
 
感染経路は以上の3つに分かれますが、対策方法はすべてに共通しています。
ノロウイルスの予防は「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「拡げない」の4原則が基本です。
 
もちろん4つ全てが大切ですが、普段の生活の中で実践しやすいものは「つけない」でしょう。
帰宅したら必ず手洗いうがいをし、食品を触る前にも手洗いうがいをしましょう。
目に見えないウイルスを日常的に予防するためには、特別なことをたまにやるのではなく、当たり前のことをこまめに行うことが効果的だと考えます。
 
しっかり対策して、健康に冬を乗り切りましょう!
 
参考: >>消費者庁HPはコチラをクリック
 
>>ノロウイルスの検便検査はコチラ
>>ノロウイルス・ロタウイルスの検便検査はコチラ
>>ノロウイルス・ロタウイルス・サポウイルスの検便検査はコチラ
>>ノロウイルス(食品)の検査はコチラ
 
 

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