【異物検査】キノコバエ-虫の同定トレーニング24

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
キノコバエ①
 
キノコバエ②
 
観察された特徴から双翅目キノコバエ科の仲間と推察されます。
キノコバエは体長1~2mm、黒色、茶褐色などの体色をもつ種が多く、長い触角と細長い脚が特徴的なことから蚊に類似しているハエです。
キノコバエは人に危害を加えることはありませんが、気温30℃、湿度70%程度の高温多湿な環境、特に梅雨の時期になると夜明けから朝方に多く発生します。体長が小さいことから窓の隙間や網戸から室内に侵入することもあり、食品取扱施設などでは製品中に混入しないように注意が必要です。
 
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
 
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら
 
 

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