【JFS-B規格】HACCP手順4 フローダイアグラム(工程図)の作成

今回は、『HACCP 手順4 フローダイアグラム(工程図)の作成』について、説明いたします。
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JFS-B規格のHACCP手順4は、製造工程のフローダイアグラム作成です。このフローダイアグラムは、製品が原料から最終製品になるまでの全ての工程を視覚的に示すもので、HACCPシステムの基礎となります。具体的には、原料の受け入れから加工、包装、出荷までの全ての工程を、順を追って図示していきます。
 

作成の手順

工程のリストアップ: まず、製品が通過する全ての工程をリストアップします。
図示: リストアップした工程を順に並べ、矢印などでつながりを示します。
詳細の追加: 各工程における重要な情報(温度管理、時間管理、衛生管理など)を追加します。
確認: 現場の従業員や関係者とともにフローダイアグラムを確認し、実際の工程と一致しているか確認します。
 

注意点

正確性: 現場の実際の工程を正確に反映することが重要です。誤りがあるとHACCPシステム全体が機能しなくなる可能性があります。
見やすさ: 図は誰にでも理解しやすいようにシンプルかつ明瞭に作成しましょう。
更新: 工程に変更があった場合は、フローダイアグラムも随時更新します。最新の状態を維持することが重要です。
 
フローダイアグラムはHACCPシステムの基本となるものであり、その正確性と分かりやすさがシステム全体の効果に大きく影響しますので、見直しを欠かさず、必要に応じて随時更新していきましょう。
 
次回はHACCP 手順5 フローダイアグラムの現場での確認
>>【JFS-B規格】HACCP 手順5 フローダイアグラムの現場での確認
 
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