【異物検査】アオドウガネ-虫の同定トレーニング42

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
 
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
アオドウガネ①
 
アオドウガネ②
 
観察された特徴からコウチュウ目コガネムシ科アオドウガネと推察されます。
アオドウガネは体長17~22mm、体上面は緑色、腹面は銅紫色をしています。
日本では本州西部から南西諸島に分布していますが、分布域は北上する傾向がみられ、関東地方でも生息数が増加しているコガネムシです。
アオドウガネは害虫としても知られており、幼虫はイチゴ、サツマイモなどの根を食害し、成虫は農作物を食害します。沖縄県ではサトウキビの根を食い尽くし枯死に至らせるため、ブラックライトを用いた誘殺灯を設置して成虫の駆除を行っています。
 
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
 
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら
 
 

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