【異物検査】オオスナハラゴミムシ-虫の同定トレーニング55
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
観察された特徴からコウチュウ目オサムシ科オオスナハラゴミムシと推察されます。
オオスナハラゴミムシは日本全土に生息する、全身黒色で鈍い光沢をもち、触角は第4節から先端までやや赤褐色の体長20mmを越える虫です。
左右非対称の大顎が特徴的で昆虫類の死骸や落下した果実など雑食であるため、発達した大顎は餌を噛み砕く際に役立ちます。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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