検査建材どうみる?|ガスケット編
前回はアスベスト分析室より、シーリングについてご紹介させていただきましたが、今回はガスケットについてご紹介いたします。
前回のコラムはこちらから▼
>>検査建材どうみる?|シーリング編
ガスケットとは、外壁や窓ガラスなどの隙間を埋め、気密性や防水性を高めるために使用されている建材です。シーリングと用途は大きく変わりませんが、ガスケットは部材同士の隙間を固定して埋めることで、気密性や防水性を確保する役割を担っています。
では、このガスケットを灰化処理すると、どのように変化するのでしょうか。
(灰化前)
(灰化後)
このように、色合いが一変し、非常に鮮やかな状態になります。一瞬、別の物を見ているのではないかと疑ってしまうほど、外観が大きく変化します。
(※アスベスト分析の手順については、前回の「シーリング編」に記載しています。)
灰化後は非常に柔らかく、ピンセットで触れるとすぐにポロポロと砕けてしまいます。これをスライドガラスに載せて観察したものが、次の写真です。

(偏光顕微鏡の写真)
用途や灰化後の感触は、ほとんどシーリングと変わりません。また、スライドガラスを通して観察した像も、シーリングの場合とほぼ同様です。
このような工程を経て、建材の分析を行っています。建材が使用されていた環境はさまざまであるため、送付時の状態も多岐にわたりますが、基本的にはスライドガラス越しに観察される像は、建材ごとに共通した特徴を示します。
なお、アスベストの中には目視では確認できないものも存在します。より安全に工事を行うためにも、事前の分析は不可欠です。
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>>アスベスト(石綿)に関するQ&A 厚生労働省
