天然痘・サル痘・水ぼうそう・帯状疱疹の違い
天然痘・サル痘・水疱瘡・帯状疱疹の違い。
サル痘の皮疹は天然痘と非常に似ており、皮膚病変(水泡)が観察されることである。、症状は発熱と発疹を主体とし、多くは2−4週間で自然に回復するが、小児等で重症化、死亡した症例の報告もある。
サル痘ウイルスの動物からヒトへの感染経路は、感染動物に咬まれること、あるいは感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触によります。
水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。水疱という水ぶくれが見られることが特徴です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。
サル痘 | 水痘 水ぼうそう・帯状疱疹 | |
流行地域 | 中央アフリカ・西アフリカで発生したといわれているが現状は世界中に拡散中 | 世界中 |
感染経路 | 飛沫感染 接触感染 | 空気感染 接触感染 |
潜伏期間 | 7日~17日 | 10日~21日 |
皮膚病変 | 病変のサイズが均一にみられる | 様々なサイズの水泡が混在している |
致死率 | 10%以下 | 希に死亡 |
ワクチン | 天然痘ワクチンが有効 | 水痘ワクチンが有効 |