【JFS-B規格】FSM25: 是正処置

今回は、『JFS-B規格 FSM25: 是正処置』について、説明いたします。
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>>【食品コンサルティング】
 
本要求事項は、
組織は、食品安全に影響を与える不適合が生じた場合の是正処置(不適合を不適合でない状態に修正し、不適合が発生した原因を突き止め、その原因を取り除くこと。)を文書で定め、実施しなければならない。
となっています。
JFS監査及び適合証明プログラム文書 Ver.3.0では、
「修正」とは、監査において指摘された不適合を除去するための処置である。
「是正処置」とは、監査において指摘された不適合を再発させないため、不適合の原因を除去するための処置及び対策である。と規定しています。
 
対応としては、食品安全に直接影響を与えるか、または、影響する恐れのある不適合を除去し、不適合品の製造及び出荷を防ぐための処置をとらなければなりません。また、不適合の実態を調査し、その原因を特定し、再発しないための処置を講ずる必要があります。必要に応じて、同様な不適合が他のラインや他の部署等でも生じる恐れがないか、水平展開(横展開)やリスクの見直しなどを実施する必要があります。是正処置を行ったら、有効性をレビューし、一連の作業を記録することが望ましいです。
 
次回は、ハザード制御(HACCP)の「HACCP 手順1 HACCP チームの編成」です。
>>HACCP 手順1 HACCP チームの編成
 
JFS規格の概要はこちら → 『JFS-A/B規格コンサルティング・適合証明
 
 
 

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