【異物検査】セグロアシナガバチ-虫の同定トレーニング57
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
観察された特徴からハチ目スズメバチ科セグロアシナガバチと推察されます。
セグロアシナガバチは大型のアシナガバチの一種で、体長18~26mm、頭部と胸部に黄褐色や赤褐色の部分が多く見られ、胸部の背面後方は黒色となっています。また、触角は全体的に黄褐色となっているのが特徴の本州から南西諸島に分布しているハチです。
セグロアシナガバチはスズメバチの仲間であることから、毒針を持ちます。人間の生活圏内に巣を作ることから見かけたら注意が必要です。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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