【異物検査】キイロシリアゲアリ オス-虫の同定トレーニング58

※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
 
食品検査課のasnmです。
 
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
 
 
 
 
 
 
 
 
キイロシリアゲアリ①
 
キイロシリアゲアリ②
 
ハチ目アリ科キイロシリアゲアリのオスと考えられます。
キイロシリアゲアリは北海道から九州南部まで幅広く生息しています。
草地や林の石の下や土中に巣を作り、8月末~10月にかけて結婚飛行を行います。
働きアリは2~3mm、女王アリは5~7mmですが、今回採取したオスアリは2mmほどの大きさです。
オスアリは体が小さく、相対的に目が大きく見えることで、普段見慣れたアリとは少し違った印象を受けます。
 
飛翔型のアリは異物混入の原因となります。
特に今回のキイロシリアゲアリのオスのように、小型の場合目視でも発見しづらい可能性が考えられます。
 
>>異常品(異物・異臭検査)はこちら
 
 

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