細網内皮症ウイルス(REV)はレトロウイルス科ガンマレトロウイルス属に分類される腫瘍原性レトロウイルスです。細網内皮症ウイルス(REV)はリンパ腫症類似の病変を有する七面烏から、実験的に鶏や七面鳥に同様の病変を引き起こすウイルスと知られています。また鶏に対する感染実験を行い、初生ひなに対する急性で高率の致死性が確認されています。
我が国の野外症例報告はREVが迷入したマレック病ワクチンあるいは鶏痘ワクチンを接種した鶏群によるものです。しかし、1990年代の野外における腫瘍発生鶏群の検査結果ではマレック病ウイルス(MDV)、トリ白血病ウイルス(ALV)そしてREVが多く検出されていることから野外鶏群に広く浸潤していることが示唆されています。