インフルエンザ流行状況(2024年度 )
インフルエンザの患者数
2024年12月29日までに全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり64.39人で、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、最も多くなっています。43の都道府県で警報値(基準値:1医療機関あたり30人)を超え、すべての都道府県で前の週より増加しています。
出典:国立感染症研究所・NHKニュース
群馬県では感染症発生動向調査によると、2025年1月8日現在、県全体で1医療機関当たりの患者報告数が警報値を上回り、インフルエンザ警報が発令されました。
今年度(2024/25シーズン)の定点当たり報告数は昨年度(2023/24シーズン)のピークを上回る数値を観測しており、昨年よりも注意が必要な状況にあります。
出典:群馬県ホームページ
感染症発生動向調査事業におけるインフルエンザ病原体定点医療機関(県内24ヵ所)から提出された検体や集団事例等に関する検体について、ウイルス検査を実施した結果、現在県内ではA型が流行していることがわかりました。
出典:群馬県ホームページ
インフルエンザの最も流行する時期
インフルエンザが最も流行するのは通常1月下旬とされていますが、日本医師会は2025年1月8日の会見で、今シーズンは12月中旬から急激に感染者が増加していることを明らかにしました。また、流行が4月まで長引くとされるインフルエンザB型の波も例年より早く来ています。A型に感染後、油断をしているとB型にも感染してしまう可能性があるので、感染対策は春まで徹底して実施することが重要です。
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参考ページ
>>インフルエンザ – 群馬県ホームページ(衛生環境研究所)
>>群馬県内の最新の動向 2025年第1週(12月30日~1月5日) – 群馬県ホームページ(衛生環境研究所)
>>インフルエンザ患者数 過去最多に – NHK – インフルエンザ
>>【解説】インフルエンザB型早くも増加… – FNNプライムオンライン