【JFS-B規格】FSM14:トレーサビリティ

今回は、『FSM14:トレーサビリティ』について、説明いたします。
より詳細な内容についてご質問などございましたら、こちらまでお問い合わせください▼
>>【食品コンサルティング】
 
本要求事項は、組織は、製品の識別を確実なものとするため、サプライヤー(少なくともワンステップ前)から受領者(少なくともワンステップ後)に至るすべてのプロセスを網羅した、トレース実施・維持のための手順を確立しなければならない。
組織は当該手順を少なくとも年1 回トレーステストによって検証し、それが効果的に機能していることを確認しなければならない。また検証の結果は記録しなければならない。
となっております。
 
トレーサビリティは、製品の重大事故が発生した際に、問題のある製品が「どこから来たか」「どこへ行ったのか」を確認することができます。
本要求事項に記載されている「受領者」は、必ずしも最終消費者まで含むものではなく、一段階先の卸業者や小売業者を指す場合もあります。
出荷した製品は、必ずしも購入者に直接納品されるとは限らず、倉庫などに配送されることがあるため、製品の所有者と製品が置かれている受領者を把握しておくことが重要です。
ここで注意が必要なのが、対象は食品だけではなく、容器包装資材も含まれている点です。
原材料、容器包装資材、サービス、外部委託したプロセスを対象としています。
また、トレーステストでは、効果的に機能しているかトレースフォワード(追跡)とトレースバック(遡及)を確認し、結果を記録しなければなりません。
 
トレーサビリティを運用する為には、下記のような記録例があります。
 

受入 製造 保管 出荷
製品情報 原料情報
食品安全情報
受入検査記録
製造日報
検査記録
工程記録
製品温度記録
在庫記録
製品出荷情報
行先情報
環境情報 配送車温度記録
配送車衛生記録
GMP関連記録担当者情報 庫内温度記録 配送車温度記録
配送車衛生記録
サンプリング情報 事前サンプル品記録 品質管理検収 品質管理温度計校正記録

次回はFSM16アレルゲンの管理になります。
 

youtube