【異物検査】チリグモ-虫の同定トレーニング36
※こちらのコラムには虫の写真があります。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
会社の近くで虫が採取できたので、前回に引き続き同定を行っていきたいと思います。
今回、同定してみた虫はこちら▼
観察された特徴からクモ目チリグモ科チリグモと推察されます。
チリグモは体長2~3mmの灰白色、腹部に白色斑と褐色斑がある小柄なクモです。
人家の壁や岩盤にテント状の網を作り、その中に潜んでいますが獲物を見つけると巣から飛び出し獲物の周囲を回りながら糸を巻き付け、捕食します。
このような姿や生態面からヒラタグモ科に非常に似ており、現在ではこの二科をまとめることもあります。
弊社の異物検査では虫の種類の特定やカタラーゼ試験による混入のタイミング(加熱の有無)の推定が可能となっております。その他、異物の種類に応じた検査も行っております。
是非、ご利用ください。
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