【実証!】栄養成分分析の近赤外線分光法(簡易法)は黒っぽい食品も測定できるのか?

昨夏より開始した近赤外線分光法(簡易法)による栄養成分分析は、低コストかつ即日報告が可能なことから、多くのご依頼をいただいております。

一方で、本法では一部の食品について測定が困難な場合があり、当社ホームページにも「測定困難な食品」として掲載しております。

その中には「真っ黒な食品」が含まれていますが、「黒っぽい食品は測定できるのか?」というお問い合わせをいただくことが少なくありません。

そこで今回は、「真っ黒な食品」には該当しないものの、見た目が黒に近い食品について実際に測定を行い、測定可能であることを検証しました。

 

検証結果

検証結果

海苔の佃煮 → 測定可能

栄養成分値

(1食10gあたり)

エネルギー

たんぱく質

脂質

炭水化物

水分

19kcal

0.7g

0.1g

3.9g

5.3g

 

海苔の佃煮の色調は暗緑褐色に分類されます。

 

加糖コーヒー  → 測定可能

栄養成分値

(1食100mLあたり)

エネルギー

たんぱく質

脂質

炭水化物

水分

20kcal

0.4g

2.1g

2.7g

0.5g

 

コーヒーの色調は暗赤褐色に分類されます。

 

ハイカカオチョコレート  → 測定可能

栄養成分値

(1粒5gあたり)

エネルギー

たんぱく質

脂質

炭水化物

水分

29kcal

0.5g

2.3g

1.7g

0.5g

 

粉砕してみると色調は暗赤褐色に分類されます。

粉砕によって光の散乱が増加すると、本来の色調が視認しやすくなります。

 

まとめ

キャビアやイカ墨といった真っ黒な食品は測定不可となりますが、今回ご紹介した3つの黒っぽい食品については、商品に表示された栄養成分値と概ね同様の結果が得られました。

なお、見た目が黒に近い食品でも、薄く広げて光にかざした際に赤褐色や緑褐色が確認できる場合は、必ずしも真っ黒とは言えません。測定可否の判断に迷われた際は、お気軽にお問い合わせください。

 

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