英国食品基準庁 (FSA) は、コロナ禍でのイギリス国内消費者の、食品への向き合い方に関する調査結果を公表しました。イングランド、ウェールズ、北アイルランドに住む 16 歳から 75 歳の成人 2,000 人が対象で、2020年4月〜翌年3月の期間に調査が行われました。
結果は以下の通りです。
・2021年3月の調査で、調査者の53% は料理時に常に使用期限を確認しているわけでは無かった(調査期間中、ずっと同様の割合だった)。
・同月に、45%が賞味期限を過ぎたチーズを食べていた。
・料理をする回答者の少なくとも30%が公衆衛生上のアドバイスに反し、生の鶏肉を常にまたはほとんどの場合で洗っていた。
・料理をする成人の20%以上は、生肉や生野菜などの様々な食品を調理する際に同じまな板を使用していた。
・25%以上の人が2021年3月に英国で生産された食品の品質に不安があると述べ、半数が英国国外の食品の品質についても不安があると述べた。
・約20%が、現時点で自分が食べている食品の鮮度や食生活などに不安があると述べた。
・調査者の半数以上が、毎月直接またはオンライン、テイクアウトで食品を購入していると報告し、33〜43% がUber Eats などのオンライン注文会社を利用していた。
コロナ禍において、食に対する様式も変化しておりますが、一方で衛生面での変化はイギリスにおいてもまだまだこれからのようです。
スコットランドの調査結果も含めた詳細はこちら
弊社では食品の保存検査(温度帯によっては保管料¥0)を実施しております
お気に留めいただければ幸いです。
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