家畜に供する飼料は、近年ではただの栄養源だけではなく、様々な付加価値をつけるためにも重要視されております。
一般的な栄養成分だけではなく、肉質や繁殖に影響を与えるビタミンやミネラル、アミノ酸や、危害要因となるカビ毒や重金属など様々な視点で管理されています。
近年ではエコフィード(食品残渣を利用した飼料製造)などが盛んにおこなわれています。
その際に出来上がった飼料の栄養状態や危害要因を知ることは非常に重要です。
水分・粗蛋白・粗脂肪・粗繊維・粗灰分など、飼料の基礎栄養成分
繫殖障害や肥育障害、中毒症例等も確認される危害項目アフラトキシンやデオキシニバレノールなど特定のカビの産生する毒素。残留農薬等。
カルシウムやマグネシウムなど必須栄養素の他に、食品中に含まれると問題となるカドミウムや鉛などの重金属
真菌数(カビ数)やサルモネラなどの衛生管理項目や発酵飼料中の乳酸菌や真菌数(酵母数)等も実施します
→ 「微生物検査リンク 」
必須栄養素。栄養強化飼料の品質管理に
→ 「栄養成分検査リンク 」栄養成分値を確認することで効率のよい生産に結び付きます。
飼料の衛生管理は疾病予防の重要事項です。
食中毒の予防にもつながります。
付加価値を付けた食肉の生産にも役立ちます。