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UPDATE : 2020/11/04 11:58:18 | データ件数 : 2948件

「き〜」は、93件です。

機械的イレウス
【きかいてきいれうす】

腸管およびその周囲の器質的原因によるイレウスをいい、原因により閉塞性イレウスと絞扼性イレウスにわけられ、前者は嚥下異物、結石、寄生虫、糞塊、腸管壁の肥厚(腫瘍、炎症、瘢痕)、腸の手術などが原因となる。後者は捻転、重積、索状物による絞扼、ヘルニア嵌頓、結節形成などが原因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

機械的伝播
【きかいてきでんぱ】

吸血節足動物により病原微生物が伝播されることで、ハエおよびアブは主として機械的伝播を行う。生物学的伝播の場合とは異なり、媒介体の体内で微生物は増殖せず、機械的に運ばれる場合である。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

機械乳頭
【きかいにゅうとう】

舌背表面にみる舌乳頭の一種で、咀嚼の際、主に機械的な作用をする。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気管炎
【きかんえん】

通常肺炎と併発してみられ、原因体および経過によりさまざまな炎症像を示す。動物では特にヘルペスウイルスの感染に基因することが多く、牛伝染性鼻気管炎、馬鼻肺炎、猫ウイルス性鼻気管炎および鶏伝染性喉頭気管炎などでみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気管開嘴虫
【きかんかいしちゅう】

開嘴虫科に属する線虫で、水禽以外の鳥類、特に鶉鶏目と燕雀目の気管に寄生し、鶏、七面鳥、キジ、ホロホロ鳥などにみられる。虫体は気管または気管支粘膜に鉤着し、肉芽性炎症、気管の閉塞や狭窄、気管支肺炎などを起こし、幼雛での死亡率が高い。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気管支炎
【きかんしえん】

寒冷感作、機械的刺激、化学的刺激、異物、アレルゲンなどの吸入、またはウイルス、細菌、寄生虫などの感染が原因で起こる気管支の炎症性疾患で、急性と慢性、カタル性とクループ性、大気管支炎、小気管支炎および毛細気管支炎などに区分される。牛、子豚、鶏ではウイルスによる伝染性のものが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気管支肺炎
【きかんしはいえん】

気管支炎をもとに肺小葉単位で起こるカタル性または化膿性炎で、斑状に分布する炎症性固質化病巣が特徴で、固質化病巣に接する肺実質は充血性、浮腫状を呈する。ウイルス性のものでは子牛の流行性肺炎、豚インフルエンザ、馬インフルエンザ、マウス・ラットのセンダイウイルス病、細菌によるものでは、豚のボルデテラ病、子馬のコリネバクテリウム病、マイコプラズマによるものでは豚流行性肺炎などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気管内異物
【きかんないいぶつ】

馬や牛では投薬法の誤操作により薬液が気管内へ流入し、誤嚥性肺炎を引き起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

偽牛痘
【ぎぎゅうとう】

ポックスウイルス科、パラポックスウイルス属に属する偽牛痘ウイルスによる牛の乳頭または乳房に発生する皮膚の疾患を主徴とする病気で、5〜7日の潜伏期の後に乳頭、乳房に小豆大の赤色の発疹を生じ、丘疹となり、水疱、膿疱、痂皮形成を経て、6〜8週間で治癒する。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

?甲腫
【きこうしゅ】

動物の背中線の前方の突出している部分の炎症によって形成された腫瘤で、鞍傷によるものが多く、?甲の粘液嚢炎を主体とする。腫瘤は限局し、波動を呈し、熱はほとんどない。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

?甲?
【きこうろう】

重度の鞍傷に継発するか、放線菌、ブルセラ菌の感染、頸部糸状虫の寄生によって生じ、?甲粘膜嚢に化膿性炎が生じて膿瘍を形成し、これが自潰して体表し通じる化膿性?管をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気室
【きしつ】

卵殻の内側には内層と外層からなる2層の卵殻膜が存在し、この2層は密着しているが、卵の鈍端の部分で離れてできる空間をいう。産卵された後、時間の経過とともに卵内の水分が気孔より卵外へ蒸発し、卵内容物が収縮するにつれて気室は拡大する。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気腫
【きしゅ】

動物生体の異常な部位に空気またはガスが存在する病態をいい、肺胞肺気腫や鼓腸など管腔臓器へ空気またはガスが過剰蓄積する場合と、間質性肺気腫、皮下気腫、第一胃壁や小腸(豚)の気泡症など皮下織、消化管壁などの組織間隙に畜積する場合がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気腫疽
【きしゅそ】

気腫疽菌による主として若牛の急性熱性、筋肉に気腫性の腫脹を呈する疾病で、突然発熱し、腫脹を生じ、無痛性で圧すれば捻髪音を発する。経過は激烈で、2〜3日でへい死する例が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気腫疽地帯
【きしゅそちたい】

気腫疽菌によって発生する非伝染性感染病である気腫疽は土壌病の一種で、通常限られた地域に発生するので、その地域を気腫疽地帯という。芽胞の生存に適する特定の地域がなり、北海道、東北、九州地方にみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気腫胎
【きしゅたい】

分娩経過中に胎子が死亡し、排出されずに長時間経過すると腐敗菌が侵入し、皮下および腹腔内に多量のガスを畜積し、死胎は高度に膨張して娩出が一層困難になるような状態をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

キスジウシバエ
【きすじうしばえ】

双翅目、ウシバエ科に属する大型のハエで、その幼虫は単独またはウシバエと混合寄生してウシバエ幼虫症を起こす。北海道、青森、熊本などで発生、蔓延例があるが、通常は北アメリカからの輸入牛に多く寄生がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生性胃腸炎
【きせいせいいちょうえん】

主に毛様線虫科の線虫の寄生による反芻家畜(牛、めん羊)の疾病で、第四胃および小腸上部に寄生する。症状は貧血と栄養障害が主で、下痢の持続、削痩、浮腫、低タンパク血症などの症状がみられる。生後2〜3か月齢から12か月未満の幼牛は感受性が強く、胃腸炎を起こしやすい。初感染後免疫を獲得するので初放牧動物に被害が著しく、他の疾病と併発することが多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生性肝硬変
【きせいせいかんこうへん】

肝臓が感染寄生虫によって実質の消失とともに間質に進行性増殖性炎が持続し、線維性に硬く縮小する状態。豚回虫の感染幼虫が門脈を介して肝臓に達すると実質の破壊や出血を起こし、やがて線維化した限界明瞭な白斑(milk spot)の寄生性間質性肺炎がみられる。感染幼肝蛭は肝被膜を穿刺して実質を破壊する外傷性肝炎を起こし、経過とともに結合組織が増生して線維化となり慢性間質性肝炎(肝蛭性肝硬変)を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生性動脈瘤
【きせいせいどうみゃくりゅう】

普通円虫の体内移行中の幼虫による馬の疾病で、成虫が馬の盲腸に寄生し、虫卵は野外で分裂、孵化し、幼虫となり経口的に感染する。幼虫は腸で脱鞘した後、粘膜に侵入し動脈に入り、その内皮表面を移動し主に前腸間膜動脈とその主要分枝に達し、その管壁に動脈瘤を形成する。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生性肺炎
【きせいせいはいえん】

肺に寄生虫が寄生するとき、あるいは感染幼虫が体内移行の過程で肺を通過する際に、それぞれ病巣を形成し炎症を起こし、発熱、咳、呼吸困難などがみられる。牛肺虫や豚肺虫などは気管支に寄生して慢性カタル炎を起こし、無気肺もしくは限局性肺気腫を伴うカタル性気管支肺炎がみられる。豚回虫の感染幼虫が体内移行をするとき、肺に点状出血や出血斑が出現するが、多数寄生の場には出血肺炎を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生性皮膚炎
【きせいせいひふえん】

寄生虫に起因する皮膚病で、直接的な病害のほかにアレルギー的な要素も考えられる。原因虫としてヒゼンダニ、ワクモ、毛包虫、マダニなどのダニ類、ノミ、シラミ、ヌカカなどの昆虫、馬胃虫、糞線虫、鉤虫などの感染幼虫、オンコセルカ属糸状虫や沖縄糸状虫の幼・成虫、さらにリーシュマニアなどの原虫が挙げられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生性外耳炎
【きせいせがいじえん】

犬や猫にみられる外耳道の疾患のうち寄生虫(耳疥癬虫)による場合をいい、耳垢や塵埃のなかに住む寄生虫が耳垢とともに外耳道を刺激し、湿疹を呈し、増悪すると悪臭のある分泌物をまき散らす。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生疝
【きせいせん】

寄生虫の存在に起因する馬の疝痛で、大円虫類、小円虫類、ウマバエ幼虫などで、大量に寄生したときに症状が現れる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生虫血症
【きせいちゅうけっしょう】

寄生虫、特にマラリア原虫のような住血原虫が感染動物体内の流血中に出現している状態で、ロイコチトゾーン科、プラスモジウム科、バベシア科、タイレリア科などの原虫が対象となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

寄生虫性貧血
【きせいちゅうせいひんけつ】

寄生虫に起因する貧血で、、反芻家畜における肝蛭症、胃腸線虫症、馬の大円虫症、各種家畜におけるコクシジウム症、マダニなどの吸血性節足動物感染症、鶏ロイコチトゾーン症などの出血性貧血と、バベシア症、タイレリア症、アナプラズマ症などの溶血性貧血とがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

季節外繁殖
【きせつがいはんしょく】

非繁殖季節に交尾・妊娠することであるが、特に人工的に発情、排卵を誘起して非繁殖季節の繁殖を行う場合をいう。日長処理、ホルモン投与などによる誘起発情、誘起排卵の技術の応用がめん羊、馬その他でみられる。なお人工的処理によらず例外的に妊娠した場合も季節外繁殖ということがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

季節周期
【きせつしゅうき】

動物の繁殖に関連した季節的行動(交尾、産卵、営巣、冬眠、渡り鳥や魚の回帰移動など)にみられるもので、それは性腺機能の季節的周期性に基づく。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

季節繁殖動物
【きせつはんしょくどうぶつ】

一年のうち一定の季節にのみ繁殖する動物のことで、野生動物はほとんど季節繁殖動物であるが、家畜のなかでは馬、めん羊、山羊、猫などがこれに属する。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

季節放牧
【きせつほうぼく】

季節を限って放牧する方式で、日本において秋から冬にかけて舎飼いし、春から夏にかけて放牧するもので、いわゆる夏山冬里方式をとる場合が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090224

気嚢
【きのう】

鳥類特有の器官で、気管の末端が肺外に嚢状に膨れ、薄い透明な膜からなっている。存在部位により、頸部、鎖骨間、前胸、後胸および腹部気嚢に区別され、気嚢内に空気を出し入れすることにより呼吸作用を促進している。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

気嚢気管支
【きのうきかんし】

鶏(鳥類)の肺において、肺気管支(二次気管支)からわかれた多数の傍気管支(三次気管支)が腹気嚢および後胸気嚢の近くで再び集まって2本のロート状の太い管となり、それぞれ腹気嚢および後胸気嚢と連絡するようになる。この管を気嚢気管支といい、腹気嚢と後胸気嚢にだけ現れる。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

忌避剤
【きひざい】

衛生害虫の駆除に用いられるが、多くのものは害虫には致死的には働かず、害虫の飛来、接近、接触、摂食、刺咬吸血を防ぐ。一般に露出した皮膚あるいは衣服に塗沫したり、または家屋、畜舎に直接散布して用いる。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

擬牝台
【ぎひんだい】

人工膣を用いて精液を採取するとき、雄畜を乗駕させる台で、交尾欲を誘発するために発情粘液を塗布することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

ギプャ梼?
【ぎぷそんしじょうちゅう】

糸状虫上科、オンコセルカ科の線虫で、牛、コブウシ、水牛の胸部、後肢外面などの皮下織に寄生し、臨床症状は表さないが、多数の虫体が集合して結節を形成するため皮革としての価値が低下する。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

逆蠕動
【ぎゃくぜんどう】

消化管の蠕動運動は頭側から尾側に向かう蠕動が正蠕動であるが、尾側から頭側へ向かう蠕動を逆蠕動といい、著明に現れるのは近位結腸および草食動物の盲腸である。食道から大腸にいたるまで、動物の種類、状態によって異なるが、逆蠕動がみられるものがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

脚鱗
【きゃくりん】

鳥類の足根間関節から中足骨および肢端にかけて、その表面は鱗状に配列した多角形の角質板で覆われており、この角質板を脚鱗といい、部軆の角質層が硬く角化したものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

キャンサーアイ
【きゃんさーあい】

内・外眼瞼、ときに眼瞼結膜、瞬膜あるいは眼瞼の皮膚から発生する扁平上皮癌で、主として牛にみられ、一般に悪性度は低く、転移や眼内への侵入は長期にわたり経過しているものにみられることがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

吸引性肺炎
【きゅういんせいはいえん】

誤嚥性肺炎。異物、食物などの誤嚥によって起こる肺炎で、嚥下物の性質、滞留部位により、また随伴する細菌の性状などによって反応は異なるが、腐敗性、壊疽性となることが多い。咽喉頭部麻痺(牛のイバラキ病など)あるいは飼料・薬物の強制投与に際して発病する。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

牛疫
【ぎゅうえき】

パラミクソウイルス科、モルビリウイルス属のウイルスによる偶蹄類の急性熱性伝染病で、牛と水牛の罹患率が高い。数日の潜伏期間の後、高熱を発し、口唇や口内に特徴的な爛斑を生じ下痢を示し、ウイルスを含む下痢便の飛沫を吸入すると呼吸器感染が成立する。<獣医学大辞典より抜粋>N090225

牛脂
【ぎゅうし】

牛の脂肪組織から得られる脂肪の粗製品で、牛脂を50℃以下の条件で圧搾して得られる硬脂を牛脂ステアリンといい、搾出された部分をオレオ油と称し、さらに低い温度条件の下で圧搾して得た油分を牛脂油と称する。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

吸収熱
【きゅうしゅうねつ】

各種感染症にみられる敗血症性発熱に対して、血液および組織の分解産物の吸収に基づく発熱をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

牛床
【ぎゅうしょう】

牛の収容施設で、繋留ストールの床を牛床といい、これは適度の柔軟性、保温性および吸水性が必要で、強度と耐久性がなければならない。一般に牛床材料はコンクリートであるが、柔軟性や保温性を補うために敷料か牛床マットが用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

丘疹
【きゅうしん】

肉眼的に認められる皮膚病変、すなわち発疹のうち、皮膚面から隆起する小病巣をいい、痘瘡の初期病変もそのひとつである。病巣内に漿液を含まないものを指すのが普通であるが、それを実質性丘疹と呼び、漿液を含むものを漿液性丘疹と呼ぶこともある。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

急性胃拡張
【きゅうせいいかくちょう】

過食あるいは胃内容の排出障害によって胃が過度に緊張膨大し、疝痛症状を発する疾患で、馬に頻発し、犬にも発生する。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

急性胃カタル
【きゅうせいいかたる】

急性カタル性胃炎。胃粘膜の急性なカタル性炎で、胃の運動障害および胃液分泌異常を主徴とし、腸カタルと併発することが多く、他の疾患と継発することもある。原因は過食、不良飼料の摂取、飼養法の失宜、外界の感作および過度の労働などが挙げられ、症状は食欲減退廃絶、異嗜、嘔吐に続く脱水、牛では第一胃の蠕動微弱あるいは廃絶、小動物では嘔吐および胃痛を認める。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

急性壊死性乳房炎
【きゅうせいえしせいにゅうぼうえん】

反芻動物や豚で起こり、多くは大腸菌の感染により、悪性で一分房のみならず、多くの分房が同時に侵される。高度の疼痛、発赤した乳房腫脹を伴い、分泌液は少量しか存在せず、多数の線維素性浮遊物を混じている。<獣医学大辞典より抜粋>N090226

急性カタル性化膿性乳管炎・乳房炎
【きゅうせいかたるせいかのうせいにゅうかんえん・にゅうぼうえん】

牛に多く、大部分はストレプトコッカス・アガラクチエにより、急性型では乳房が容易に腫大し、分泌物は希薄水様で浮遊物を混じ、あるいは赤色膿様に染まる。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性継発性鼓脹症
【きゅうせいけいはつせいこちょうしょう】

反芻動物の第一胃が胃内に発生した遊離ガスで過度に膨張する。経過は急激で、心悸亢進、呼吸速拍ないし困難を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性原発性鼓脹症
【きゅうせいげんぱつせいこちょうしょう】

反芻動物の第一胃内が多量の泡沫で充満し、あいきの排出不能による第一胃の過度な膨張により呼吸障害をきたす。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性鼓脹
【きゅうせいこちょう】

第一胃と第二胃内に発酵により生じたガスが食渣と混合して泡沫状または食渣と分離した状態で急速に貯留し、腹腔内の諸臓器ならびに胸腔内の諸臓器を圧迫するため、急激な循環障害と呼吸困難を生ずる反芻動物の病気である。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性サルモネラ症
【きゅうせいさるもねらしょう】

サルモネラ属菌によって起きる疾患のうち、急性の経過をとるものをいい、ヒトにもいろいろな病気を起こし、公衆衛生上重要となるのは、豚パラチフスの原因となる豚コレラ菌、牛パラチフスの原因となるゲルトネル菌などで、主な症状としては、粘血下痢便、脱水、貧血などがあり、伝染性の流産を起こすものもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性子宮内膜炎
【きゅうせいしきゅうないまくえん】

不妊の原因となる主要疾患で、主に分娩後産褥性子宮炎として生じ、硝子様または白色絮状片を含む粘液あるいは濃汁の漏出をみる。連鎖球菌、ブドウ球菌、大腸菌などの常在菌、ブルセラ菌、パラチフス菌などの伝染性細菌、トリコモナス原虫などの感染によるほか、子宮洗浄失宜に起因するものもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性出血性腸炎
【きゅうせいしゅっけつせいちょうえん】

腸粘膜の損傷(粗暴な直腸検査、異物、検温、浣腸の失宜)、腸変位(嵌頓、捻転、重畳など)、胃腸の潰瘍、中毒、伝染病などによっても起こるが、特発性としてクロストリジウムの異常増殖で発する牛や豚の急性出血性腸炎がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性第一胃拡張
【きゅうせいだいいちいかくちょう】

過食のため第一胃が異常に拡張し、収縮力の減退をきたして消化障害を起こす疾患で、牛に頻発する。穀物や配合飼料の過食・盗食が主因で、採食後短時間で茫然停立、挙動不安、反芻・あいき・第一胃運動の廃絶をきたし、左側腹部は膨隆・緊張し、内容は充実して堅く、しばしば疝痛症状を現わす。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性乳房炎
【きゅうせいにゅうぼうえん】

不特定の細菌、ウイルスあるいは理化学的感作を直接の原因として起こる牛の疾病で、特に分娩前後の生理的な乳房の腫脹、浮腫に続いて搾乳管理が不適当なときに多発する。突然乳房の腫脹、発赤、熱感、疼痛が起こり、乳汁が黄褐色となり、ときに血様、膿様を呈し、粘稠な大小の凝塊を含む。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

急性膀胱炎
【きゅうせいぼうこうえん】

家畜では牛、豚での発生が多く大部分は大腸菌、プロテウス菌、連鎖球菌、ブドウ球菌、コリネバクテリウム菌などによる細菌感染が原因で、雌に多く、尿石、尿道狭窄、膀胱神経麻痺、腫瘍などに続発する場合が多い。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

球節炎
【きゅうせつえん】

球節部の挫傷、捻挫、脱臼および骨折等で発した炎症や周囲の化膿性炎症の波及、球節への穿通創等により関節炎を発する。局所の熱感、疼痛が顕著で、負重不全に基づく重度な跛行や球節の腹屈がみられる。この炎症に基づく骨質瘤の発生をみることもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

球節脱臼
【きゅうせつだっきゅう】

疾走時の急旋回、障害飛越時の過度の負重または腱の激伸、滑走、蹉跌、転倒および輪轢などによって発する。全脱臼では球節の変形と第一指関節の転移が認められ、不全脱臼では側方脱臼の場合が多く、捻挫と紛らわしく、常に高度の支柱跛を伴う。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

嗅腺
【きゅうせん】

嗅粘膜固有層に存在する小型の腺で、分岐または不分岐の単一管状胞状腺であり、導管は嗅上皮の支持細胞の間を通って表面に開く。分泌物は嗅上皮の表面で膜状をなしており、このなかに嗅細胞の嗅小毛が広がっている。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

吸吮ヒゼンダニ
【きゅうせんひぜんだに】

無気門類、吸吮ヒゼンダニ科、吸吮ヒゼンダニ属のダニには、種々の家畜、野獣に寄生する多くの種と変種が知られている。体表し寄生したダニは、リンパ液、プラズマなどをとり繁殖するため、家畜は疥癬症状を呈する。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

鳩痘
【きゅうとう】

鳩痘ウイルスによって起こる鳩のポックスで、発痘は感染後4日くらいから始まり、嘴の周囲によくできる。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

牛痘
【ぎゅうとう】

ポックスウイルス科のウイルスによる牛のウイルス性伝染病で、牛の皮膚、特に乳牛の乳頭、乳房に痘瘡のできる良性の伝染病で、牛からヒトへも感染し、搾乳などにより罹患牛に接触したり、またその搾乳器具に接触することにより起こることもある。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

牛乳希釈液
【ぎゅうにゅうきしゃくえき】

牛精液の希釈保存に用いる。牛乳は全乳、脱脂乳ともに精子に対し毒性を有し、この毒性因子は92〜98℃、10〜15分間の加熱により消失する。ただし、加熱しすぎると精子保存能力は低下する。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

牛乳リング試験
【ぎゅうにゅうりんぐしけん】

ミルクリング試験。ブルセラ診断法のひとつで、乳牛の群単位の診断に適している。被検乳に青染したブルセラ死菌を含む診断液を添加し、37℃で40ないし60分静置するとブルセラ罹患牛の乳では、上層(脂肪層)が青色、下層が乳白色を呈する。ただし、初乳や乳房炎からの牛乳サンプルでは、正確な結果は得られない。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

Q熱
【きゅーねつ】

リケッチア類のコクシエラ・バーネッティイにより引き起こされる熱性疾患で、人畜共通伝染病。ヒトのほか牛、めん羊、山羊、鳥が感染し、ダニが媒介するが、塵埃によっても起こされる。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

牛肺疫
【ぎゅうはいえき】

アステロコッカス・ミコイデスによる牛と水牛の伝染病で、急性、慢性の肋膜肺炎を呈する。急性症では発熱、沈うつ、食欲不振がみられ、湿性の咳が必発し、病状が進むと帯痛性の咳を頻発し、鼻汁も多い。慢性症では時々咳がみられる程度である。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

牛房式牛舎
【ぎゅうぼうしきぎゅうしゃ】

ペン式牛舎。牛の飼養管理において牛舎面積を節約し、省力的管理と群管理を目的として、10〜15頭程度の頭数を1牛房で収容するための牛舎設備をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

境界接種
【きょうかいせっしゅ】

伝染病の汚染地域と清浄地域の境界の比較的広い地域の家畜にワクチン接種を行って、その免疫獲得家畜による免疫地域を形成することで、この免疫地域の形成により汚染地域から清浄地域への伝染病の侵入を防止するものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090227

狂犬病
【きょうけんびょう】

ラブドウイルス科のウイルスによる哺乳動物の急性伝染病で、ヒトにも感染する。症状は、神経興奮と意識障害で、麻痺が起こり死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

胸式呼吸
【きょうしきこきゅう】

動物の安静時の呼吸運動は主として肋骨運動と横隔膜運動によって行われるが、主に肋骨の運動によって行われる呼吸様式を胸式呼吸といい、横隔膜によるものを腹式呼吸という。胸式呼吸と腹式呼吸とがほぼ同程度で行われるものを胸腹式呼吸といい、一般の哺乳動物では大多数が胸腹式呼吸であるが、普通はより胸式であるか、より腹式であるかによって分類する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

強陣痛
【きょうじんつう】

胎子の失位、子宮の異常刺激などにより、間欠期の短い激しい陣痛が続き、そのため分娩が障害されることをいい、子宮破裂を誘起したり、胎子娩出後は子宮脱や膣脱の原因にもなる。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

強制呼吸
【きょうせいこきゅう】

努力呼吸。随意あるいは他動的に行う強い肺換気をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

胸腺腫
【きょうせんしゅ】

良性の上皮性胸腺細胞の腫瘍で、牛、山羊、めん羊、犬、猫、マストミス、鶏などで報告があるが、牛と山羊に多い。胸腺にみられるリンパ肉腫、例えば、牛の胸腺型白血病との鑑別が必要となる。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

キョウチクトウ中毒
【きょうちくとうちゅうどく】

キョウチクトウは常緑灌木で、有毒物質はネリオドレインおよびネリオドリンなどで、葉、樹皮、根、および種子にあり、心臓毒性がある。中毒例は草食獣、なかでも牛に多発し、症状はまず消化器、ついで循環器、特に心機能障害(心悸亢進、不整、頻脈)、後躯麻痺などを発し死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

胸頭位
【きょうとうい】

異常胎勢のひとつで、産道で伸長した両前肢の間に頭を下に向け、頸を強く曲げた胎勢で子の前額が恥骨前縁につかえてしまう。頭頸部の長い馬、牛に起こりやすい。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

共同接種法
【きょうどうせっしゅほう】

病毒を一側に注射し、同時あるいは多少前後して同免疫血清を他側に注射する接種の方法をいい、獣疫予防面でしばしば試みられている。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

胸膜肺炎
【きょうまくはいえん】

肺炎と胸膜炎が共存する場合をいい、炎症の進行に伴い、肺炎巣より胸膜炎に波及する場合が多い。原因はさまざまで、多種動物で認められるが、主に細菌感染による。特に線維素性肺炎を特徴とし、伝染性性格をもつものに牛の牛肺疫菌感染、豚のサルモネラ症およびパスツレラ症がある。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

豚胸膜肺炎
【きょうまくはいえん】

病原体は当初、Shope(1964)によりHaemophilus pleuropnumoniae と命名されたが、その後変遷を経て現在はA.pleuropneumoniae とよばれている。病原菌の詳細は球桿状を呈するグラム陰性の小桿菌であり、V‐因子Nicotinamide adenine dinucleotide :NADを要求する生物型1と非要求性の生物型2がある。莢膜は細胞毒や内素毒のようにそれ自身が病原性を示すものではないが、生体の喰作用やオプソニン化に抵抗して定着・増殖を促す働きをする。したがって、無莢膜変異体は肺に定着・増殖できず結果的に病原性を発揮することができない。豚胸膜肺炎の病原菌の細胞毒としては3種類が同定されており、細胞毒1および2は溶血毒であり1は分子量105〜110kDaで血清型1・5・9および11型により、2は分子量103〜105kDaで10型を除くすべての血清型菌により産生される。また、細胞毒3は分子量120kDaで、溶血性を示さずマクロファージに対し毒性を示し、血清型2・3・4・6および8型菌により産生される。本病の感染は主として感染豚の鼻汁や分泌物を含んだ飛沫を吸入したり、直接病豚の鼻端に接触したりすることによると考えられており、空気伝染や媒介動物の存在は知られていない。豚から豚へ直接感染することが多いとはいえ、飼育管理者の汚染した衣服や長靴からも間接的に伝播することもある。発生率は一様ではなく、本菌が初めて侵入した豚群ではきわめて高く、常在化した豚群では低いが、本菌に汚染された豚群では不顕性感染豚が数多く存在することは疫学上きわめて重要である。<豚病学 第四版より抜粋>O-N101202

豚胸膜肺炎
【きょうまくはいえん】

発病のきっかけは、常在化した豚群における不顕性感染豚は気候の急変や輸送などのいわゆるストレスや、Mycoplasma hyopneumoniaeやウイルスなどの感染が引金となって発病に至ることもあり、また発病しないままで終わることもある。未発病豚も感染源とはなり、そのことが一度汚染された農場の清浄化を妨げる大きな要因となっている。致死率は汚染豚群における発病か、それとも本病の処女地における発病かにより大きな隔たりがあり、前者では1%以下であるが、後者ではきわめて高く、100%近くなることさえある。年齢による感受性の差異は認められない。本菌に感染した豚は免疫の程度、衛生環境、感染菌量といった要因に応じて、甚急性、急性、亜急性あるいは慢性の臨床経過をとる。甚急性型では1〜数頭が突然元気・食欲廃絶して横臥し、体温は41.5℃程度に上昇し、また脈拍数は著しく増加する。下痢と嘔吐が短期間認められることが多い。発病当初、呼吸器症状は顕著ではないが、末期には呼吸困難となり開口、腹式呼吸となり、鼻腔および口より血液を混じた泡沫状の分泌物が認められる。鼻端、耳、四肢および末期には全身にチアノーゼが認められ、24時間〜36時間以内に斃死する。甚急性型の症状は(幼若豚の場合)、幼若豚ではときとして敗血症となるが、この場合はさしたる臨床症状なしに斃死する。急性型では1群の多くの豚が発病する。臨床症状は甚急性型とほぼ同様であるが、発熱は40.5〜41℃にとどまり、2〜3日の経過で斃死するもの、亜急性から慢性に移行するものなどさまざまの経過をたどる。<豚病学 第四版より抜粋>O-N101202

キンイロヤブカ
【きんいろやぶか】

ヤブカ属の一種で、幼虫は家畜尿溜などを生息環境とし、牛、馬を好んで吸血する。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

キング式換気法
【きんぐしきかんきほう】

畜舎床面から30〜60cmのところに吸入口を設け、排気ダクトにより屋上の排気口に導き排気装置によって畜舎内の換気を行うものである。畜舎内の換気法には水平換気法、垂直換気法、混合換気法があるが、キング式換気法は混合換気法で、冬の寒さが厳しく、夏の暑さの激しい地方に応用される。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

キング式畜舎
【きんぐしきちくしゃ】

屋根型による畜舎分類ではマンサード(腰折れ屋根)型あるいはモンタ−(越し屋根)型のものにキング式換気法を併設し、堅固な天井を設け、屋根裏部屋を乾草、敷料置場として利用するもので、牛舎に多く用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090302

きな粉
【夏季の繁殖障害の発生で、きな粉の給与はデメリット?】

サプリメント関係は熱産生性商品と非熱産生性商品の2つに大別されますが、夏季の使用は非熱産生性の商品がいいと思います。きな粉は熱産生性の商品になり、夏季は母豚の体に負担が掛かります。KY-N090703

器官培養
【器官培養法とは?】

立体的に器官の一部または全体の組織構造を保ち、場合によっては機能の維持も目指すような培養法を指す。090207

逆転写反応
【逆転写反応について】

逆転写反応は、PCRのように温度ステップを繰り返して指数関数的に遺伝子を増幅させるものではなく、基本的には1本のRNA鎖→1本のDNAを合成する反応である。

急性毒性試験
【急性毒性試験とは】

1回投与によるLD50の測定と急性毒性症状の観察を14日間実施する試験で、単回投与毒性試験ともいう。090207

菌分離
【牛の菌分離項目にはどのような項目がありますか】

肺炎:Pasteurella multocida(パスツレラ マルトシダ)、Histophilus somni(ヒストフィルス ソムニ)         Mannheimia haemolytica(マンヘミア ヘモリティカ)、マイコプラズマ(ウレアプラズマを含む)、腸炎:大腸菌(ベロ毒素、線毛抗原K99)、サルモネラ、クロストリジウム(C.perfringens)乳房炎:緑膿菌、大腸菌群、ブドウ球菌、レンサ球菌、流産:カンピロバクター、真菌、壊死桿菌症:フゾバクテリウム

金華豚
【金華豚について】

金華豚は野生に近く、筋力も強く、正確も荒く、母性が強い品種である。生時体重も小さく、扱いは難しい。離乳後の飢餓症状の発生も注意が必要。(母乳恋しさから来る行動の一種。)

OAU
【試験期間中にQAUによる査察は何回行われますか?】

原則、3回行われます。時期は試験前半、中頃、後半の3回になります。090207

生餃子
【生餃子について食中毒菌の有無を知りたい】

一般生菌数、E.coli、O157、黄色ブドウ球菌、サルモネラ、キャンピロなどの検査項目を推奨します。

寄生虫
【きせいちゅう】

動物間である動物が他の動物に宿り、栄養を得ながら、ある期間生活することを寄生という。寄生する側を寄生虫、帰省される側を宿主という。ヒトが寄生虫に感染すると腹痛、下痢、嘔吐、栄養障害だけでなく、貧血、高熱、新生児の脳水腫などひき起こす場合がある。140204U

規格試験
【きかくしけん】

ある一定の方法で試験を行った時の適否を判断する試験。M140420

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